国鉄色115系と同時並行で進められていた?　キハ47・48の国鉄色化プロジェクトです。新潟支社のディーゼルカーの塗装は、先日ご紹介した新潟色、イメージアップ新潟色が中心ですが国鉄色を復刻した子もいるんです。キハ47とキハ48が2両編成でやって来ました。この子たちは、急行色になって…… more いますね。さて、「國鐵新潟」とも言われた、ポンコツ･･･もとい国鉄形車両の聖地でもあるJR東日本新潟支社ですが、徐々に新型車両への置き換えが進んでいまして。485系700番台の「きらきらうえつ」が姿を消すのと時期を同じくして、ついに国鉄色（首都圏色・タラコ色）の2両の引退が決まりました。キハ47-514・545が今年いっぱいで営業運転を終了します。514・515は首都圏色（タラコ色）ですから、昨年会津若松をお邪魔したときに磐越西線を走っていたこの子かな?国鉄色はお客さんをそれなりに呼べると思うんだけど･･･新潟色の方が先に引退でよくないかな?（車齢の問題とか塗装のメンテの問題とか、事情があるのでしょうが）と思ったら、新潟色の子も徐々に郡山に回送されてかいたいそぶんが進んでるのよね。後継にはキハ120を投入するのかな?　足りる?さて、冒頭の急行色は羽越本線の交直切替区間の普通列車として姿を見せてくれました。村上駅と間島駅の間で直流電化と交流電化が切り替わるのは、ご承知のとおり。そして、交直両用の普通列車の車両で運行するには車両代が高すぎるわけでしたよね。というわけで、新潟県の村上駅と山形県の酒田駅の間の普通列車は、架線があるのにディーゼルカーという、設備の無駄遣いをしちゃってるんです。･･･車両にカネをかけるか、設備にカネをかけるか、悩ましい。「オレはどっちでも構わないぜ」北陸・信越・羽越本線を走る貨物列車は、交直両用の機関車、北斗星やカシオペアでも活躍したEF510が担当するから問題ないのよね。0番台は赤いボディーから「レッドサンダー」の愛称をもらっています。（京急の赤い電車のことではないですよ）ところで、急行色の2連、窓数がなんかあっていませんね。酒田側のキハ47は、両開き2ドアでデッキなしのいわゆる普通列車なスタイルです。こっちは本来、タラコ色の方が似合うスタイルですよねぇ。側面の「キハ47　1514」は国鉄スタイル。でさ！　サボがやっつけなのがもったいないんですよね！キハ47-1500番台は便所レスなので、隣の車両へどうぞ。村上側のキハ48-500番台は片開き2ドアでデッキ付きスタイル。かつてのキハ58を彷彿とさせる、急行スタイルですね。ただ、サボ受けが車体中央にしかないのはご愛敬。扉が前後の端っこにあるので、窓がそろっていてキレイ。側面の「キハ48･･･以下同文」です！っと、あっちゃー、錆が垂れちゃってますよ。もそっときれいに扱ってあげて！「長大編成の急行だと思った?　残念！　2両編成の普通列車でした」國鐵新潟とも揶揄される新潟支社。115系もキハ40系も、カウントダウンが近づいているかもしれませんよ！というわけで、この言葉を噛みしめて羽越本線のディーゼルカーの話題を閉じますね。いつまでもいると思うな国鉄形～（松尾車掌詠む） close

新潟の国鉄キハたちのこと～いつまでも走り続けて、国鉄形！（２）国鉄色編