特急「いなほ」が、上野-秋田間を高崎・上越・羽越本線経由で運行を開始したのが1969（昭和44）年のコトでした。当時は羽越本線が非電化だったため、キハ81形での登場でしたが、1972（昭和47）年には羽越本線が電化（村上-間島間で交直切替）され、交直流ともにこなす、かの485系で…… more 走り始めました。「電柱がジャマですまねぇな」現在は、常磐線の「フレッシュひたち」から改造された、E653系1000番台が活躍中。標準のボディカラーは、日本海の波と夕焼けをイメージしたオレンジ+ベージュベースに赤い夕陽のデザインです。運転席の下、前照灯の上。ぽやっと光っている横長の部品がりますよね。ココにはもともと「Hitachi」というロゴが入っていて、羽越本線「いなほ」への転用にあたって、真っ白な照明に変えられていたんですよね。この部分、改めて写真をとったらなんとなく黄色っぽい･･･というわけで、通過列車の後追いをしてみたら、「INAHO　太陽と稲のイラスト　いなほ」と入っていました。草がいろいろ邪魔なのは･･･入りこんじゃったんです。この「いなほ」のロゴ、右に傾いてて国鉄時代の絵入りHMみたい。さて、従来の485系に代わって走り始めたE653系の「いなほ」ですが、特別塗装が2編成現れました。この日はそのうちU106編成の京浜東北編成瑠璃色編成が走っていました。海をイメージした、この瑠璃色編成と、ハマナスをイメージした紫色も毒々しい「ハマナス色」U107編成が新潟独自塗装で羽越本線を颯爽と走っています。さて前述のとおり、特急「いなほ」は1969（昭和44）年に、上野-（高崎・上越・羽越本線経由）-秋田間で運転を開始。今年は、特急「いなほ」誕生50周年なんです！今は上野発じゃなくて新潟発じゃん、なんて野暮なことは言わないの。上越新幹線との接続を取ってるんですからね！酒田・秋田側のヘッドサインは、国鉄485系をイメージした国鉄色の地に「INAHO 50th」、485系3000番台をイメージした緑と青の地に「Anniversary thank you」の文字、そして中央には、国鉄特急ならついていましたよね、特急のT字の三角マーク。新潟支社、やることがいちいち細かくて、さりげなくてツボを押さえていて、もうなんも言えねぇ！新潟支社が細かいのは、前後でヘッドサインが異なること！新潟側は国鉄色の地（赤い部分に3本線が入っているのがまた細かい気配りよね）に「INAHO 50th いなほ」と入っています。この「いなほ」のロゴは間違いなく国鉄の絵入りHMですわ。新潟支社サンありがとう！･･･というコトは、ハマナス編成も何かしらの50周年をつけているのかな。新潟方面は当面行けないけど･･･こんな時のための有給ですよね！ついでに温泉でゆっくりして来るとしますか！（実現可能性?　野暮なことは聞かないの） close

特急「いなほ」、上野発秋田行きのころから通算50周年を迎えましたよ！