熊本電鉄元東急5000形　青ガエル見てきました（第616回）2019年10月20日　電車の走行音で目覚めると、ホテルの部屋の窓から熊本市電が見えました。あらっトレインビューの部屋だったんですね。写真は超低床電車0800形COCORO。あの水戸岡鋭治氏のデザインです。本日はダンナ様…… more 念願の山鹿市にあるチブサン古墳へ出発します。途中、鉄系息子のリクエストで私鉄熊本電気鉄道北熊本駅に立ち寄り、普通入場券を購入して改札の中へ入りました。普通入場券日曜日早朝の北熊本駅には乗客がいなくて、併設されてる車両基地には珍しい車両がいっぱい留置されててパラダイスですヽ(^o^)丿北熊本駅改札口まず目に飛び込んできたのは、元東京メトロ銀座線01形35編成くまモンラッピング電車。黄色い車体にキュートなくまモンが描かれていて楽しそう！！元東京都営地下鉄三田線で運用されていた6000形の台車を川崎重工業のefWINGに交換したくまモンラッピング電車の姿も見えます。そのお隣には2016年鉄道ファンに惜しまれながら引退した元東急5000形青ガエル。その下ぶくれの愛嬌あるご尊顔を拝することができ感激です。2・3番線のりばに向かって自転車を押して歩いて来る人がいます。熊本電鉄の電車は運賃のみで車内に電車を持ち込むことが可能なんだそうです。便利ですね。動画もあります↓8時01分　1番のりばに御代志方面から藤崎宮前行きが到着。元東京メトロ銀座線01形36編成シルバーの車体にくまモンがデザインされたくまモンラッピング電車。次に、2番のりばに御代志行きの元都営地下鉄三田線6000形がやって来ました。ステンレス車体に青帯、そして先頭車前面に警戒色の黄色が配されています。最後に3番のりばに上熊本行き。車両は元東京メトロ03形でした。早朝の北熊本駅は鉄道ファンにとって十分見応えがありました。北熊本駅から山鹿市に移動する途中、菊池市と山鹿市にまたがる国指定の史跡「鞠智城」を見学しました。写真の八角形の建物は鼓楼だそうです。（復元）北熊本駅から約1時間30分　遂に山鹿市のチブサン古墳に辿り着きました。チブサン古墳は現在午前10時と午後2時に内部の見学が可能ですが（有料）、事前に山鹿市立博物館に予約をしなければなりません。詳しくは山鹿市のHPをご覧下さい。内部の見学に集まったのは13人。13人もいるなんて正直びっくり！！古墳ファンって意外と多いんですね。内部見学前にボランティアガイドさんによる説明を受けました。写真の石製品は石人のレプリカです。チブサン古墳は今から約1500年前に造られた前方後円墳で墳丘から埴輪のほかに武装した石人が見つかっています。ダンナ様は何故チブサン古墳に心惹かれたのかと申しますと、石室内の石屋形内壁に赤・白・黒の三色（パンフレットには赤・白・黒の三色と表記されていますが、実際には青色の部分もあります）で文様が描かれた装飾古墳だからです。石室内は写真撮影禁止なので、石屋形のレプリカの写真をアップしました。ちなみに石屋形とは石室内奥壁前に設けられた遺体安置施設のことです。石屋形正面中央の丸い文様は、女性の乳房のように見えることから、地元では「乳の神様」として信仰され、チブサンの名前の由来となったそうです。石屋形右側の壁に描かれている7個の白い丸は、北斗七星を表現したのではないかと、ガイドさんが仰っていました。同じく右側には王冠をかぶり手足を広げた人物が描かれ、ガイドさんは古代中国の想像上の動物「辟邪」ではないかと推測されていました。さぁいよいよ前方後円墳の前室の中へ入ります。見学通路コンクリート製の見学通路を通り、保護扉内の前室へ入るのですが、この前室の中が狭いんですよ。まず、体勢を低くして四つんばいの状態で入り、大人3人が限界です。観察窓越しに後室内部の石屋形を見学するのですが、暗くて懐中電灯で照らしてボンヤリと見える程度でした。それでも念願叶ったダンナ様は大変満足したようで、お供をした甲斐がありました。チブサン古墳見学後、平山温泉で日帰り入浴をし、今宵の宿のある長崎県佐世保市へと向かいました。オバ鉄のインタビュー＆列車の写真が掲載されました！↓楽天 close

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