最後の九州ブルートレイン「富士・はやぶさ」廃止から10年となるのに合わせて、先日「サンライズ出雲」に乗車しました。 旅の始まりは真夜中の大阪駅。 サンライズに乗るのは昨年10月の高崎車両センター公開へ向かう時以来、寝台列車に乗るのも同月の「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」…… more 以来です。 今回は久しぶりに平屋のシングルが取れました。 シングルには2階、1階、平屋の3種類があって、平屋室は車端部に数室あります。車端部のため1・2階室より揺れが大きいですが、どこでも寝れる特技を持つ私には問題ありません。むしろ天井が高くて広々としているので気に入っています。 この日は乗車中に岐阜県で震度4の地震が起きましたが、遅れることなく無事に熱海で朝を迎えました。 徐々に明るくなる空をラウンジで眺めながら、 片側通路式のサロハネ285に、往年のブルートレインの姿を重ねました。 24系は海側が通路でしたが、14系の博多寄りのスハネフ14・15は山側通路でしたのでまさにこの眺めでした。 小田原からは複々線。普通列車と並走したりして、見ていて飽きない車窓になります。 東京着。東京へ向かう時にはほとんどサンライズを使っています。 「乗って残そう寝台列車」というのはもちろんですが、朝一番に東京へ着くというのが何より素晴らしいです。 朝から東京で遊ぶも良し、乗り換えて東北へ向かうも良し。 また、7時着というのは朝食を買ってなくても空腹に苦しむことがない絶妙な時間です。出雲市行きだと大変なことになります。 朝食を取るためにいったん下車。 この日は最高の青空が広がっていました。 人影まばらな休日朝の東京駅丸の内口。日本の首都に相応しい、立派な駅舎ですね。 次の寝台列車乗車はサンライズか、はたまたトワイライトか？ close

今年の寝台列車乗り初め、サンライズ出雲で東京へ