やっちゃえ京王観光！　というのはおいといて。京王電鉄の社長が元京王観光の社長だったことは、触れてはいけませんよ！というわけで。京王9000系です。2000（平成12）年から2009（平成21）年にかけて製造された車両で、ローレル賞は逃したものの、2001（平成13）年のグッドデザ…… more イン賞を受賞しているという、グッドなデザインの車両です。京王電鉄からは、8000系に続いて2回目の受賞でした。2017（平成29）年には5000系が受賞しています。※　日本デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞」は、実は応募制。　　なお、2017年には、全部門で4495件の応募に対し1403件が受賞するという　　受賞率の高さ！　　宣伝的にはアリでも、希少性・独創性は今一つな賞だったりします。というグッドデザイン賞受賞が9000系の価値向上に資しているかは、実際にご乗車いただいてからご判断くださいね。「新線新宿行き」ですが、新線新宿駅で本八幡行きに変身します。貫通扉に幌受けがないのは、10両編成で落成した「9030」系です。9031F～9749Fと来て、もう1編成つくるのに番号が詰まっちゃったので１こ戻って9030Fが最終編成になる一団です。↓この子は9707F。幌受けがあるので8両編成の9000系です。「相変わらず幕式なんですね、先輩」「おかげで一番京王らしいという称号をいただいてるよ」「･･･誰に?」「東武10000系が言ってた」「そうか･･････」最新鋭の（これもグッドデザイン賞）5000系とすれ違う9000系です。この9000系も8両編成の子ですね。しかし京王、9000系から5000系の間に何が起きたんでしょう。あまりに京王らしくないスタイル、京王さん、なんか変なモン食いました?京王9000系も、製造年代で微妙に違うところもあったりするんです。側面の行先表示器の表示方法やそのものの寸法自体が違ってたりして。そうそう、10両固定編成（8+2の10両ではなく）の「9030系」が都営新宿線への乗り入れを担当しているんですよね。そもそも、9000系の製造計画自体が、片目ウインク窓・地下直6000系の置き換え要員というコトでしたし。タテヨコの寸法が若干違うの分かります?相模原線に入る橋本行きの区間快速・区間急行は、都営新宿線との乗り入れが多いですねぇ。幌受け付きの8両編成、8+2両編成は京王線の新宿駅から発着です。新宿駅と笹塚駅の間のトンネルもいいもんですよ。京王新線ができる以前の初台駅の残骸が今でも見られます。いまは新線新宿行きの表示はしないことになったの。右側の快速本八幡行きに充当されている9730Fですが、9000系で最後に製造された10両編成の子です。ほかの9000系と「KEIO」ロゴの位置が違うの、お気づきになりましたか?なんでこの子だけロゴ位置が違うのかは･･･日本車輛さんの深い意図があるのかもしれませんが、何の意味もないのかもしれません。ホントのところはよくわかりません。京王の七不思議のひとつです。ちなみに、9730Fを最後に、日本車輛は京王電鉄の車両製造から手を引いているようです。親会社・JR東海の意向かな?ホントのところはよくわかりません。「京王はツッコミどころ満載の楽しい鉄道会社だよ」各停も準特急も特急もこなすだけでなく、地下直の区間急行・区間快速もこなす京王きってのユーティリティプレイヤー、ちょっと地味な外見の9000系で競馬場、動物園、高尾山、そしてリニアとの乗り換え駅になる(?)橋本へお越しくださいな。本八幡まで迎えに行きますぜ～ close

京王9000系～京王きっての各停プレイヤーは地下鉄直通！