京阪乗り歩きの旅 2 車両編  6000系の詳細

京阪乗り歩きの旅 2 車両編  6000系
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記事タイトル 京阪乗り歩きの旅 2 車両編  6000系
概要

京阪電気鉄道の車両シリーズ、今回は6000系です。 2019/10/20 寝屋川車庫 ファミリーレールフェアにて 分割展示された第1編成 6000系は架線電圧昇圧を前にした1983年に昇圧時に引退する旧系列車両、置き換えの目的で投入された車両です。 まず6001F4連が198…… more 3年3月2日に竣工し、昇圧までに4連5本が600系、1300系、1700系などと共に支線で運用されました。1983年12月4日の1500V昇圧時に4連5本は中間車(T車)3両が組み込まれ7連化されました。さらに7連として新造された編成6本が運用に就きました。1986年10月の京都地下線(三条~東福寺間)工事における試運転編成搬入による車両不足に対応して6012Fが4連で竣工しました。この編成からブレーキが回生ブレーキ併用の全電気指令式ブレーキHRD-1Rから回生ブレーキ優先全電気指令式ブレーキHRDA-1に変更となり、以後の京阪線の新造車はすべてHRDA-1になりました。1987年5月24日の三条 - 東福寺間地下化工事完成と、樟葉駅以北の急行停車駅のプラットホームが8両編成対応に延伸されたのに伴い、同年6月1日のダイヤ改正から全線通して運転される急行の8両編成運用が可能となり、1両を増結した8両編成が3編成組成されました。1989年に製造された6014編成の京都方3両はVVVFインバータ制御方式の長期試験車となり、その結果は同年に製造開始した7000系にも反映されました。1993年、6014FのVVVFインバータ制御試験車の3両は、車両番号変更のうえ7000系に編入されました。その代替に6000系として3両が7000系の車体をベースに界磁位相制御方式の機器を載せる形で製造され、2代目にあたる6014号車を含めた京都方3両は、前面形状と窓枠の形状が他の本系列と異なり、7000系と同一規格になっています。このように4連5本からスタートし、途中で一部が7000系に組み込まれ、さらにその補充分が製造され、現在では8連14本計112両で、2600系の老朽廃車が進んだこともあり、京阪では最大両数の系列となりました。主要諸元最高運転速度 110 km/h設計最高速度 120 km/h起動加速度 2.5 km/h/s編成定員 1140人車両定員 【未更新車】座席50・立席90 (先頭車)座席56・立席94 (中間車)【リニューアル車】座席43・立席97 (先頭車)座席49・立席101 (中間車)自重 32.5 t (先頭車)32.0 t (6100・6150形)24.0 t (6600形)22.0 t (6500・6750・6550形)編成重量 219 t全長 18,700 mm全幅 2,720 mm全高 パンタ付き車 4,185 mm その他車両 4,086 mm主電動機 複巻整流子電動機 形式:TDK8135-A主電動機出力 155 kW駆動方式 中空軸平行カルダン駆動方式 形式:KD331/1-A-M歯車比 79:14 (5.64)編成出力 155kW×16 = 2,480 kW制御方式 界磁位相制御制動装置 回生ブレーキ併用全電気指令式ブレーキHRD-1R (6011編成まで)回生ブレーキ優先全電気指令式ブレーキHRDA-1 (6012編成以降)保安装置 K-ATS(出町柳駅 - 淀駅間)京阪型速度照査ATS車体は5000系以来のアルミ合金製でかつ大型押出型材(ダブルスキン)工法が京阪車両では初めて採用されました。編成の変遷 1次車1983年3月に竣工した4連5本(オール電動車:黄色)は600Vで使用されましたが、1両4個のモータのうち2個のみを使用し、回生ブレーキも無効としての使用でした。1500V昇圧時に回路が本来のものに戻され、付随車3両(緑)が各編成に組み込まれました。1983年4月から9月にかけ竣工した第6編成~第11編成(青)は当初から7連で製造された1500V仕様車ですが、架線電圧600Vでも60km/hで走行できるように設定されていました。 6012F以降はマイナーチェンジを受け、後期形となりました。前述のようにブレーキが回生ブレーキ優先全電気指令式ブレーキHRDA-1に変更になり、クーラーの容量がアップしました。2次車:6012Fは4連(黄色)で投入されました。これは京都地下線試運転用に2600系4両が回ったことによる補充で、6001Fなどの場合とは異なりMcTTMcの4連で両先頭車から、制御装置、モータへの引き通し線が中間2両の付随車の床下に通されていました。 6751と6501の間で分割されているため、6751の簡易運転台を見ることができました。3次車:8連化用に6750番台T車が3両製造されました。この形式は京都方に簡易運転台を持ち、6001Fから6011Fの8連化に追加新造、一方6012F以降は7連製造時から連結されています。一方、この車両の京都方に連結される6500形0番台は6012F4連にも組み込まれていました。4次車:6013Fは1800系2代目置き換えのため、最初から7連で製造されました。5次車:6012Fを7連化するための3両6次車:1800系2代目置き換えのために製造され、前述のように京都方3両(赤字)はVVVFインバータ制御方式の試作車でした。 7次車以降は7000系タイプの車体(側窓が車体との段差が少なく、窓枠が細いタイプに変更され、先頭部の形状も7000系同様に垂直に)で製造されました。 7次車:6754-6758は6004-6008Fを8連化するために製造されました。8次車:6759-6761は6009-6011Fを8連化するために製造されました。 2019/10/20 野江 6013F 前から3両目の車体が前後の車体と若干異なって見えるのは7000系スタイルの6563のため9次車:6012-6014Fの京都側から6両目に連結される付随車はとして6550番台が製造されました。このタイプには簡易運転台はありません。台車は8000系から振替えられたFS-517Cを履いています。 VVVF試作ユニットの6014・6114・6614は7004F製造時に7000系に編入されたため、この3両に代わり2代目の6014・6114・6614が製造されました。車体は7000系スタイルとなりました。2013年度より、リニューアル工事が開始され、制御系は変化がありませんでしたが補助電源がSIVに交換され、灯火類がLED化されました。1984年に京阪電車として初めてのローレル賞が授与されました。 にほんブログ村  最後まで読んで戴きありがとうございます。上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。 close

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タグ 京阪 旅行・地域
投稿日時 2020-01-09 04:17:01

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